魂の伝承 ~旨愛®とみちゃん餃子~物語

高度経済成長期と言われた昭和の一時期

東京赤羽に小さなラーメン屋「とみちゃん食堂」がオープンしました。

店の主は、私(藤原家店主)の親愛なる父と母です。

常連のお客様は暖簾をくぐるなり「おいちゃん、餃子をおくれ」といつもの席へ…

後の「フーテンの寅」こと、俳優の渥美清(映画【男はつらいよ】主演)さんです。

駆け出しの俳優時代、撮影の合間に良くご来店頂いていたようです。

私は残念ながら「寅さん」に会うことはできませんでしたが(とみちゃん食堂は川崎市に移転し屋号も変わり、私は川崎の地で誕生しました)私は幼い頃から「とみちゃん食堂」の看板であった母の作る餃子が大好きでした。

 

時はながれ「とみちゃん食堂」開業から58年…「とみちゃん餃子」復活ものがたりの始まりです。

 

らー麺藤原家の店主となった私は自分にとっての餃子の原点を見つめなおし大好きだったとみちゃん食堂の餃子「とみちゃん餃子」を復活させる事を決意しました。

 

「とみちゃん餃子」の1番のポイントは「にら」です。

実は、この【上三川町】は鬼怒川・田川・江川など一級河川を有し、昔から農業が盛んな地域であり中でも「にら」は県内でもトップクラスの収穫量を誇っています。

数多くあるにら農家を代表するのは<<隅内農園>>

「とみちゃん餃子」には<<隅内農園>>で青々と元気に育った新鮮な「にら」をたっぷり使用しています。『旨愛®とみちゃん餃子』はとみちゃん食堂の魂(スピリッツ)と「とちぎの料理人・和和」(私)の魂が一つになった藤原家の餃子です。